革命のリベリオン
髪とミステリー、第5回は
革命のリベリオン /神永学
あらすじ
―こんな世界でも、生きたいと願うか―?
津波に襲われ、国家崩壊の危機に瀕した日本。
その復興後に到来したのは、科学技術により解析されたDNAランクで人生が決められてしまう絶望的な格差社会だった。
最低ランクの少年コウは、黄金の瞳をした少女イヴに窮地を救われ、白い長髪の男イザナギの許(もと)へ導かれる。
与えられた世界の欺瞞に少年が気付く時、人間の可能性を信じる叛逆者(リベリオン)たちの壮大な革命の物語が幕を開ける!
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文章にスピード感があってどんどん読み進めてしまう神永学さんの作品達。
中でもSF要素たっぷりの革命のリベリオン。
生まれた時点で人間としてのランクがつけられてそれに抗うことができない社会で、
真っ向からぶつかっていく少年コウに感情移入しながら、ドキドキと展開を楽しんでいける物語。
シリーズも途中なので、この後のどうなっていくのか内容が気になるところ。
ついつい本屋に立ち寄っては、発売されていないか確認してしまうあたり、すっかりやられてる。
そんな今回は、何があってもくじけない少年コウをイメージ。
本の表紙にイラストが描かれていたけど、
僕の中では、もっとソリッドな印象だったので勝手にデザインしてみた。
SFといえば、スタートレックについ引っ張られがちだなと自分を振り返りながら。
ではまた次回に!
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